【ご報告】キャッセンキャラバン山林火災支援金について

2025/03/19 UP

大船渡市の大規模山林火災を受けて、発災2日目の2月28日から、キャッセンエリアプラットフォームが運営するECサイト「キャッセンキャラバン」において緊急支援対応として支援金を募ってまいりました。ECサイトのクレジット決済機能を使って、市内の大船渡地域戦略、大船渡青年会議所、おはなしころりんという民間3団体による募金活動を側面支援する取り組みとして続け、開設から11日間で、全国各地の皆さまから3,215,000円もの支援を頂だいしました。心より感謝致します。

「延焼が続く中で、当面私たちにできることとして、被災し避難所生活を送られている方々に直接的な支援がなされる応援」「民間の基金などが本格化するまでの応援」という趣旨で進めている中で、一昨日、大船渡市から鎮圧宣言が発表され、昨日、避難対象地域の全てが避難解除となるなど、支援の局面が変わりつつあります。私たちもECサイトをイレギュラーな形で運用してまいりましたが、おかげさまで各団体とも、当面の活動に供する資金は集まったこと、民間の基金なども本格化し始めたことから、10日17時をもって、通常モードに戻らせていただくことにしました。今後は新たな支援の在り方を模索し実践してまいりたいと考えております。

しかし、火災の鎮圧と避難解除で火災についてすべてが終わったとは毛頭思っていないことだけは強調させていただきます。むしろ、ここからが復旧復興に向けたスタートであり、地元で困っている人がいるならばそうでない地元の人が支えることができるよう「自力」を保ち続けることができるように、まちを盛り立てていかなければなりません。復旧復興は息の長い戦いになることは間違いなく、全国の皆さんの関心と応援はこれからも欠かすことはできません。この度の緊急的な取り組みで応援していただいた皆さまは、私たちにとって、大船渡にとって大切な存在です。どうか、引き続き、大船渡に関わり続けていただければ幸いです。
 
【お知らせ】
① このたびの緊急対応に合わせて、支援金を寄せていただいた皆様にお届けするステッカーは、地元の大船渡高校美術部の皆さんにデザインをお願いしています。今週、デザインコンペをして確定するというお話をいただいております。大船渡高校など地域の高校生有志は、火災発生後、校内にボランティアチームを立ち上げ、避難所などに届いた物資の整理などにもあたっており、次世代がまちのために力を発揮しています。

② ECサイトのクレジット決済には、決済手数料が発生しますが、手数料も弊社キャッセン大船渡がご負担させていただくことに致しました。支援対象団体には皆さんから寄せられた満額を支援金としてお届け致します。

③ 支援金をお寄せいただいたお客様で、ご住所は全てご記載いただいていないお客様もいらっしゃいました。ステッカーがお客様に届いた時点で、入金決済が確定する仕組みになっております。ご住所確認のため、こちらからご連絡差し上げる場合がございますが、ご了承ください。